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MAL Antenna - recommuni version2025/3 | ||||||
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どういう人たちなのか、演奏者については全然知りません。例によって、中古レコード投げ売りコーナーから1枚50円で購入した1枚です。
アルバム全部が素晴らしい!・・・なら申し分なかったのですが、私の感覚では、オープニングの「Lament〜Postcard to New York」はずば抜けて素晴らしいけど、他の曲は凡庸なエレクトロ・ポップかな・・・という評価です。
しかし! 冒頭38秒の「Lament」から続く「Postcard to New York」は突然変異的な名曲ではないかと思っています。いかにも80年代中盤な感じのシンセ音も、ちょっと個性的なドラムのオカズとキュートな女性ボーカルと相まって、ふわふわと力強く、センチメンタルな1曲に仕上がっています。
これほどの曲が作れた人たちなのに、どうして他の曲は面白くないのかなあ・・・(笑)。ポップスというものの不思議さを改めて思った1枚でした。
「浜辺のアインシュタイン」。なんて魅惑的なタイトルなんでしょう。この2時間半に渡るオペラは、現代音楽作曲家フィリップ・グラスの最高傑作であると同時に、ミニマルミュージックを代表する作品の一つであると言えるでしょう。
「ミニマル・ミュージック」とは?
Art Words -現代美術キーワード
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オペラと銘打たれてはいても、通常の意味でのストーリーはありません。全編に渡って、アインシュタインに関係のあるさまざまな断片が、夢の記憶のように入れ替わり立ち現れてくる内容です。それでいて音も、舞台美術も、役者の動きも、朗読も、「One、Two、Three、Four」と「ド、レ、ミ、・・・」だけで歌われる歌も、全てが相まってとても印象的な時空を作り出しています。
フィリップ・グラス・アンサンブルの演奏は、様々なミニマル・ミュージックの中でも最もロックミュージックに近いところにいると思います。重厚な電気オルガンとコーラスが奔流のように押し寄せる音の固まりを受け止める体験は、結構ロックリスナーの嗜好には合うだろうと思えます。
「浜辺のアインシュタイン」は、1992年、天王洲アイル、アートスフィアのこけら落としで日本公演が行われたことがあります。このような極端な出し物が日本でも上演されたというのはなかなかスゴイことですね。3時間に渡ってノンストップで繰り広げられた舞台は、それは圧倒的でした。
その「アインシュタイン」から、ほぼ最後に当たる4幕3場「スペースシップ」をまずは聴いてみて下さい。出来るだけ大音量で。ほんの19分で終わります(笑)。めくるめく音の奔流を楽しんで下さい。運転に自信のある方は、是非夜の首都高速環状線あたりを走りながらフルボリュームで聴いてみて下さい。
とびます。
ここ数日、ようやく本格的に体調が上向いて来てくれたこともあり、連続でレコメンドが書けた。まあでも今日はちょっとお休みだなあ。月末のいろいろ雑事がまだ全部片づいていないし。
このところ古いSFをよく読んでいる。すっとばしてずっとあとの時代のものをよく読んでいたのだが、最近手に入りやすくなっているE・E・スミスのレンズマンシリーズとか、全集刊行中のキャプテン・フューチャーなど。
レコミュニの外の音楽配信も、このところ大分動きが活発になってきてるように感じる。今年度中には、配信許諾状況も大きく変わりそうな予感がする。
しかし、改正著作権法の施行まであと1ヶ月を切ってしまった。輸入レコードのことも心配だが、それ以上に業界の交渉が決裂した、書籍・雑誌に関する貸与権の成り行きが危ぶまれるなあ。
ジェントル・ジャイアントは1970年に1stアルバムをリリースした、イギリスのプログレッシブロックグループです。プログレファンの間では時に「偉大なるB級バンド」と呼ばれることがあります。これはセールスの面からは決してビッグネームとは言えなかったからです。しかし時が経つにつれ、全く古びないその音楽は以前にも増して高く評価されるようになってきているのではないかとも思います。
私にとって、このバンドは「楽聖」と呼ぶ以外にどうしようもない存在です。もう4半世紀に渡って聴き続けていますが、未だに全く飽きるということがありません。もう数百回聴いた曲でも、未だに聴く度に新しい発見があります。まさにスルメのような音楽!
60年代からビートグループで活動していたシャルマン3兄弟は、ある時売れるための音楽を作るのに飽き飽きし、新しい領域を開拓することを目指します。そこへ参加したのが、イギリスの音楽院で過去10年の間に唯一作曲で博士号を取ったというケリー・ミネア。そしてギタリスト募集オーディションで選ばれたのが、それまでジャズやブルースをやってきて、違った方向性を探していたゲイリー・グリーン。スタジオミュージシャンのドラマーを加えレコードデビューを飾ります。
2ndアルバムのライナーノーツに書かれた言葉は、当時彼らがいかに大いなる野心を抱いていたかを如実に表していると言えるでしょう。"It is our goal to expand the frontiers of contemporary music at the risk of being very unpopular." 極めてアンチポピュラーになる危険を冒したとしても、現代の音楽の最前線を拡げることがぼくらの目標です−−−これ程の決意を持ってロックミュージックに挑み続けたバンドは稀でしょう。
彼らの偉大だった点は、古楽・クラシック・現代音楽・ジャズなどの要素を思い切りミックスしながらも、出来上がった音楽がロックとしての躍動感に満ちあふれていたことでしょう。メロディ、ハーモニー、リズムの全ての面で冒険を繰り広げつつも、それでいてポップ感覚とダイナミズムを持った素晴らしい曲を数多く残しました。
ここにご紹介するのは、1973年にリリースされた5枚目のアルバム「In A Glass House」のオープニング曲、「The Runaway」です。ガラスの割れるSE音がそのままリズムを生み出し、そこへキーボードが、そしてそっとドラムが被さってきます。バンドアンサンブルに突入した途端に「ロックの音なのに全然ロックの曲じゃない」ジェントル・ジャイアントの世界が繰り広げられます。
曲の構成もリズムも複雑なので、10回くらい聴かないとよく分からなかったりしますし(笑)、一緒に歌おうと思うと50回くらいは聴かないとついていけませんが、何度聴いても飽きないです、きっと。
Gentle Giant Home Page by Dan Barrett
目の前にジュークボックスがあるとしたら、やっぱりこの曲は入っていて欲しいなあ。ジグソーの「スカイ・ハイ」とかアバの「ダンシング・クイーン」とかと並んで、コインを入れて聴けるジュークボックスの思い出には「ソウル・ドラキュラ」が欠かせませんね(笑)。名曲です。
70年代中盤から後半に掛けて、ディスコブームというものがありました。ソウルブームも一緒くただったような気がしますが、なにぶん自覚的に音楽を聴き始める前だったので定かではありません。山口百恵のヒット曲の断片を繋げた「ソウルこれっきりですか」なんてのもあったように記憶していますが、こんなののおかげで、「ソウル」ってどういう音楽なのか正しく把握するのが凄く遅くなったような気がします。
「サタデー・ナイト・フィーバー」よりちょっと前ですね。しかし、本当にこの曲を掛けてフロアで踊っていたのか、80〜90年代のディスコミュージックからはなかなか想像しにくいものがあります。
しかし、ワンアンドオンリーな曲ですよねぇ。この後「ソウル・フランケンシュタイン」とかとにかく一杯同じような路線のタイトルの曲が出たようですが、「ドラキュラ」が一番魅惑的で、怪しくて、チープでいながらエロティックで昂揚感に満ちあふれているように思います。
女性コーラスの「ほぉうぇうぇ ほぉうぇうぇ ほぉうぇうぇ ふぉうぉうぉおぉ〜〜〜〜」という印象的な音とメロディ、心の底から怪奇映画の主役になりきった男の「Soul......Dracula....AH Ha Ha Ha Ha.....」というナレーション、どちらも一度聴いたら忘れられない強烈なインパクトがありますね〜。
私の年代にとってはとっても有名な曲なのですが、今はどのくらい知られているのでしょうか?
しかし、演奏しているホット・ブラッドって何者なんでしょう(笑)?
曲を好きになってから、30年経った今日、初めてレコードを見つけました。なんと、300円でした・・・・。
私の音楽遍歴は、映画の主題歌から始まったのでした。小学生の頃ですね。家にあったラジカセを使って、TVで映画をやるたびに、取りあえず何でも録音してみて、気に入った曲があったら残す、ということをやっていました。小学生の私のお気に入りは、「大脱走のテーマ」「ベンのテーマ」そして「ボルサリーノ」でした。
映画のオープニングに掛かる曲は、モノラルのカセットで何度も繰り返し聴いたものでした。どうしてあんなに惹かれたんでしょうね。確かに印象的なメロディではあります。けれど、ピアノの響きがとても好きでした。
思えば、その頃から好きだったのに、このサントラ盤LPを手にしたのは今日が初めてだったような気がします。うーん、確かに意識して探したことは無かったのですけれど・・・。今日たまたま見つけて本当に久しぶりに聴いてみて、ああ、そうだったのか、と思いました。これ、ホンキートンクピアノが全編にフィーチャーされていたんですね! なるほど、独特な音に聞こえた訳です。楽しげで、物悲しげで、夢見る雰囲気にあふれたこのテーマ、やっぱりいいなあ。
しかも、どうやらアルバム全体に、ホンキートンクピアノが使われているらしいです。とても素敵なレコードを手に入れてしまったようです。うふふふふ。
「ボルサリーノ」は、ジャン・ポール・ベルモントとアラン・ドロンが共演したギャング映画です。2人のちんぴらやくざが成り上がっていくストーリーだったような記憶が・・・。すでにオープニングの雰囲気と、ラストしか覚えていません。ああ、また見たいな!
怒る人もいるかも知れないので最初に開き直っておくと、私はジュリー・ブラウン、好きです(笑)。
この人はレコードも出してますけど、元はコメディエンヌのような、バラエティ番組の出演者のような感じの人なんでしょうかねえ。80年代後半のMTVで、「Just Say Julie」というコーナーを持っていたことがありました。当時のMTVではこれだけが面白かった(笑)。有名タレントをコケにしまくった、過激なブラックジョークっぽい寸劇をやっていましたね〜。悪趣味過ぎて嫌いだった人も多いだろうな〜(笑)。ぼくは好きでした(笑)。
80年代末にRhinoから出ていたビデオで、「Bizzare Music Television」というのがありました。要するに、ヘンなMTVばっかり集めたコンピレーションなんですけどね。このビデオの2曲目に入っていたのが、ジュリー・ブラウンの「Homecming Queen's Got A Gun」でした。そうなんです。ビデオクリップがあるんですよ、この曲(笑)。
同窓会パーティーのクイーンに選ばれた優等生の女の子が、ステージに立った後、突然ブラジャーの中に隠していた38口径銃を取り出して、そこら中撃ちまくって一杯人が死ぬ、という歌です(笑)。それを現場で見ていた女性の一人が物語る、という構成なんですが、それがにわか突撃レポーター風なんですね。合間合間にギャグ飛ばすし(笑)。50年代オールディーズ風に始まって、拳銃音と共にロック調に。チアリーダーは撃たれるわ、先生は撃たれるわ。SWATチームが来て拡声器で説得を掛けるもクイーンは耳を貸さず。威嚇射撃のはずがかすってしまい、クイーンはアクロバティックに高い場所から転落。いまわの際に「わたしが・・・やったのは・・・ジョニーのため・・・」と言い残すんですが、え、誰?、ジョニーって誰よ?、と全然分からないまま終わっちゃうという・・・(笑)。
ビデオより後に12インチシングルを見つけたのですが、クレジットを見ると82年か83年のリリースですし、マイナーレーベルっぽいし、一体ビデオはいつ作られたのでしょうねえ・・・。向こうでも一種カルトな曲なのでしょうか。
ジュリー・ブラウンは87年くらいにSireレーベルからアルバムも出しています。「Earth Girls Are Easy」という映画にも出ていたり。あとビデオ丸々一本マドンナのブラックなパロディ、「Medusa」というのを出してたりしました。最近の消息は把握していません。
最初にも書きましたけど、私ジュリー・ブラウン好きなんです。
この曲も、一度聴いたら忘れられなくて、ついサビを口ずさんじゃいますよ(笑)。ムチャクチャな歌ですけど(笑)。
曲自体がどうこうというより、まあ記念品といいますか、思い出の一曲といいますか・・・(笑)。
IBMがパソコン用に開発していた、OS/2というOSソフトがあります。87年に最初のバージョンがリリースされました。最初はMicrosoftと一緒に開発していたのですがバージョン1のリリース後MSが離脱。離脱後のMSはWindows3.0をリリースします。
一方残されたIBMは独自にOS/2の開発を継続しました。2.1というバージョンの体験版がDOS/Vマガジンに付いたことなどから少数ながら個人ユーザーも獲得、そしてバージョン3リリース時には「OS/2 Warp」という名称になり、TVコマーシャルも作られるなど、拡販に力を入れました。山口智子をキャラクターに起用し、ポスター、チラシ、TVコマーシャル、ノベルティグッズなども作られました。
もうちょっと詳しい歴史に興味のある方は、例えば以下をご参照下さい。
「素晴らしきかなOS/2」の世界
http://www
Warpがリリースされる前の94年、IBMがOS/2キャンペーンソングとして採用したのがMatrixというグループの「Anything You Want」という曲でした。当時は秋葉原のLaox The Computer館などでも掛かっていたことがあります。
Matrix(メイトリックス)は日向大介、明石昭夫によるプロデューサー/アーティストユニットだそうです。Sun & Moon Recordsというレーベルの第一弾としてアルバム「メイトリックス」を95年に発売しています。ということは、このキャンペーンソングのリリースの方が先だったのですね。このあたりの事情までは分かりませんが・・・。
アップしてあるジャケットは、キャンペーン用非売品の8cmシングルです。裏ジャケには山口智子も写っていまして、その顔の部分をクローズアップしてみました。ジャケット全体の表裏もアップしてありますので、画像編集画面でご覧下さい。CD番号が「IBM 1001」なのがぐっと来ますね(笑)。
はっきり言って、OS/2なんて知らないよ〜、コンピュータのOSなんてこだわらないよ〜、という方にとってはなんの価値も無いかも知れませんねえ。でも探している方もいらっしゃるかな、と(笑)。
「Anything You Want・・・」という女性の声が、ダンサブルながらちょっとミステリアスなエレクトリックサウンドに乗って繰り返されます。悪くない、軽いトランスみたいな感じの曲です。
ブリティッシュ異色フォークグループのコウマスは、Dawnレーベルに1枚、Virginレーベルに1枚のアルバムを残して、その後消息不明です。どちらもブリティッシュ・ロック、フォークの傑作として知られています。
1970年にリリースされた1stアルバム「First Utterance」(邦題:「魂の叫び」)は一部では"神経症ロック"との異名で呼ばれる、かなり独特な音楽でした。ブリティッシュ・ロック界でも似たものがない、緊迫感と狂気じみた激情のフォークロックです。こちらはブート再発も含め、何度も再発されて来ています。その後72年にグループは一度解散してしまいます。
73年に再結成されたコウマスは、Virginレーベルから2ndアルバムをリリースしました。それが今回ご紹介する「To Kepp From Crying」です。こちらは1stに較べるとずっとポップで耳あたりが良くなっています。楽曲はバラエティに富み、結果的には神経質でありつつリラックスもした、宝石箱をひっくり返したような極上のポップアルバムとなったのでした。
1曲として捨て曲が無く、途中に挟まれる音響作品のようなインストルメンタルも含めて、冒頭から終わりまで、全体が見事にまとめられたレコードです。ですので1曲を切り出すのは難しいのですが、美しさと叙情性と危うさが程良くバランスした「Children Of The Universe」をまずは聴いてみて下さい。
ボーカルのロジャー・ウットンは、ややしわがれた声質ながら、男性としてはかなり高い声を持っています。女性ボーカルのボビー・ワトソンは、ちょっとケイト・ブッシュを思わせる感じのやはり高い声。この男女2人が、高音部低音部を時に入れ替わりながら聴かせてくれるハーモニーは素晴らしく、きらめく星空のようでありつつも同時に夢、時に悪夢を連想させる不思議な雰囲気を作り上げています。
もうこのレコードを入手してから20年あまりが経ちました。ずっと折に触れ聴き返していますが未だに飽きるということがありません。全てが見事で、控えめでありながら個性的。傑作です。
日本では80年にLPで、80年代末にCD化されたことがあります。それ以外世界中どこからも再発されていないため、入手困難になってしまっています。イギリスのロック、プログレ、ポップ、フォークが好きな方ならぜひ聴いていただきたい1枚です。
許諾が下りたらすぐに全曲アップしたいところですが、1分あまりの音響みたいな曲だけ単独で買っても意味無いですね(笑)。アルバム単位の購入機能が切実に欲しいレコードです。
2005.06.28 追記
英キャッスルより「Song to Comus」という2枚組が発売されました。
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これは1stアルバム「First Utterance」(1971) 、2ndアルバム「To Keep From Crying」(1974)に加え、シングル曲も収録したComusの音源コンプリート盤です。
背筋が凍りつく。戦慄の一曲である。
シャンソン歌手としては日本でも有名なバルバラ。日本でも随分レコードが発売されたバルバラ。1997年没。2004年の現在、Amazon.co.jpでもベスト盤1枚しかカタログに残っていない。収められているのは全盛期のヒット曲のみ。バルバラ50歳の頃にリリースされたこのアルバムは、未だCD化されていない。
ベストに収められた代表曲「黒い鷲」「黒い太陽」は確かに名曲だ。翳りを多分に含みつつも伸びやかな歌声が美しい。バルバラ全盛期の歌唱に違いない。一方81年リリースの「Seule」は、老いを迎え始めた芸術家の魂の呻きを感じずにはいられない、恐ろしく孤独で厳しい音楽である。
アルバム冒頭の「Seule」(邦題:夜のように)の寒さ、厳しさ、冷たさをどう表現すればいいのだろうか。ブリジット・フォンテーヌが「ラジオのように」で「世界は寒い(Il fait froid dans le monde)」と歌った時、確かに私は寒気を感じた。それが肌寒さだったとするなら、「Seule」から伝わってくるのは心臓が凍るような冷たさだ。
幽幻なシンセサイザーの響きの上に、囁くように、呻くように、呟くように歌われるこの曲は、バルバラ後期を代表するだろう絶唱だと私は思う。このような凄まじい音盤を埋もれさせておいてはいけないだろうに。