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MAL Antenna - recommuni version2025/3 | ||||||
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アヴァンギャルド・ポップというかなんというか、ちょっと不思議なレコード。日本盤CDで解説を書いている伊藤なつみさんによれば、担当ディレクター氏からは「ブリティッシュ・トラッド・フォークを基盤にしたグループ」と聞かされていたので、実際の音を聴いてかなり困惑したらしく「不可解、不可解」とコメントされています。
ジョー・ボイドが社長を務めるハンニバルレコードと契約したあたりで、トラッド/フォークなのかなと思わせるんですが、聴いてみるとちょっとプログレっぽい部分も感じられるのですよ。でも全体としては奇妙なポップアルバムになってます。
「ホイッスル・ソング」はアルバムのオープニングチューンで、キーボードとホイッスルをフィーチャーした元気な曲。なんといっても印象に残るのは歌です。高い声の女性ボーカルで跳ね回るようなメロディに乗せて早口で歌われるこの曲、わーなんだこりゃ〜と目眩がするような感じです。チャクラの「いとほに」で小川美潮の歌聴いてなんだこりゃーと思ったのに近いかも。
アルバム全体としては決して大傑作ではないような気がしますが、「ホイッスル・ソング」はインパクト大です。この曲持っているためだけでもレコード買う気になりましたもの。どこかで見かけたら、ぜひ試しに聴いてみて下さい。
あ、許諾が取れれば、もちろんここからダウンロードして下さいね(笑)。
ぐええ、またかよ!
今年の夏は、自宅PCのディスクが連続して飛んで、復旧作業をした途端にまたパーテーションテーブルが飛んで、こちらのディスクが直ると別のが、って感じで約2ヶ月あまり、修理ばかりして過ごしていたのだが・・・。
またもいきなり1台がクラッシュしかかってる・・・。160Gのディスクが死ぬと、コピー&復旧が出来ても数日がかりになってしまう。
もしかしたら、数日間レコメンド上げられないかも・・・(;_;)。
グランド・ファンクと言えば、60年代末から70年代半ばにかけて一世を風靡したアメリカン・ハード・ロックバンドですね。初期が好きな方なら「ハートブレーカー」とか「孤独の叫び」を代表曲と呼ぶでしょう。中期以降なら「ロコモーション」や「アメリカン・バンド」でしょうか。
1976年に本アルバム「good singin' good playin'」をリリースした後、グランド・ファンクは解散してしまいます。1stアルバムから始まり、なんと11枚連続でゴールドディスクを達成していた彼らの記録は、このアルバムのセールス不調によりストップしてしまったのでした。
そんなこともあってか、グランド・ファンクは全部集める!、というファン以外の方にとっては馴染みの薄いアルバムではないかと思います。もちろん当時は日本盤も発売されていました。邦題は「熱い激突」。そして、この一般には今ひとつ地味な印象のあるアルバムを実際に購入したファンだけが、その内容の素晴らしさを知っていたのでした。
ロック界きっての個性的仕事人ミュージシャン、フランク・ザッパがプロデュースしたこのアルバムは、今ではグランド・ファンクのレコードの最高作とも言われるようになりました。長らく廃盤となっていましたが、1999年に未発表曲1曲を加えてリマスター再発されています。
ライナーに記述がありますが、プロデュースを依頼されたザッパは実際メンバーに会ってみて、グランド・ファンクのメンバーも演奏も大変気に入ったのですね。演奏はスゴい、歌もいい、とっても素敵なメンバーだ、って。現代音楽とロックのミクスチュアに取り組み続けていたザッパですが、グランド・ファンクみたいなバンドをバカにするようなスノッブな連中は大嫌いだったとのこと。
さて、アルバム自体の説明が長くなりましたが、その中からアルバムの2曲目、「can you do it」を今日はお勧めします。
グランド・ファンクは他人の曲をカバーするのが実に巧みで、初期の「孤独の叫び」、トラフィックのカバー「フィーリン・オールライト」、リトル・エヴァのハードロック風カバー「ロコモーション」など、完全に自分たちのテイストに仕立て上げていますね。
「can you do it」も元は1964年に出たThe Contoursの曲のカバーのようですが、とてもモータウン系の曲が原曲とは思えません(笑)。出だしから一気に爆発して、血潮がたぎる歌声と畳みかけるコーラス、ドラム、キーボード、ベース、ギターが一体となって、正に邦題通りの"熱い"演奏を繰り広げます。
いや、ホントこの曲、聴くと途端にコーフンするんですよ(笑)。
グランド・ファンク全曲中でも、もっともカンフル剤度が高い1曲だと思います。お試しあれ!
仙波清彦率いるはにわは、その編成によって「はにわオールスターズ」「はにわちゃん」「はにわちゃんバンド」「はにわ隊」など多くの名前を持っている。未だ日本でも唯一の"邦楽フュージョンバンド"として孤高の存在であると言えよう。
純邦楽の間合いを取り入れ、そこにロックやらジャズ・フュージョンの要素を注ぎ込み、芸達者なメンバーが超絶アンサンブルを繰り広げながらもたいていの歌はかなりバカバカしいという・・・。汗水たらしたお馬鹿が感動を呼ぶのである。
「めだか」はもともとチャクラの2ndアルバム「さてこそ」に収録されていたナンバーだが、チャクラの板倉文、小川美潮もはにわに流れ込んでいることからか、「めだか」は、はにわの重要なレパートリーになった。
ここにご紹介するのは、1984年1月2日にNHK FMで放送された、新春スペシャルのスタジオライブ版である。邦楽楽器が非常に良く聞こえる上にダイナミズムあふれる演奏で、スタジオテイクとは比べものにならないいい出来だ。
この時の放送では全7曲が演奏された。
1.こぶしの怠り
2.寿司屋のケンさん
3.カタピラの花
4.墨田川大惨事
5.オレにかまわず行け
6.明るいテレンコ娘
7.めだか
特筆すべきは、すべてメインボーカルが小川美潮だということ。
美潮版「カタピラの花」は私もこれしか持っていない。
Pere Ubuというグループには特別に思い入れがあるので、なかなかレコメンドする曲を選ぶのが難しい。活動時期やアルバムによってかなり音は変化しており、それぞれの時期で別のバンドだと言ってもいいくらい印象は異なる。
結成は1975年に遡る。以来幾度ものメンバーチェンジあり、活動休止ありなどの様々を経て現在も活動中。
下記のサイトで、バイオグラフィーやディスコグラフィーが参照できる。
ubu projectx
さて、その上でAmazonあたりで検索していただくと分かるのだが、88年から93年までフォンタナレーベルからリリースされていた音源が現在全滅している。90年前後には、2枚ほど日本盤も発売されたことがあり、当時は初期音源がかなり入手困難な状態だった。一端はクリサリス時代の音源がCD化され、大部分のカタログが輸入盤店に揃ったり、初期音源のBOXセットが発売されたり、ということもあったのだが。
フォンタナ時代のUbuは、びっくりするほどポップな感覚をまとった曲をリリースしている。88年の「The Tenement Year」は"Return Of Avangarage"というステッカーが示していたように、かなりノイジーな面を多く含んだアルバムだったが、続く「Clooudland」「Worlds In Collision」はファンもびっくりのポップな曲が詰まっていた。もっともポップといっても、普通のポップスファンがうっかり聴いたらあっけにとられるだろう素っ頓狂な場面が多々あるのだけれど。続く「Story of My Life」では再び重厚な味わいを増していくことになる。
そんなこんなで、89年にリリースされた「Cloudland」のオープニングナンバー、「Breath」を今日はご紹介しよう。軽く聴き流している分には、多少変な歌い方をしているにせよ明るく爽やかな曲に思える。けれどじっくり耳を澄ませば、シンセサイザーは最初から最後まで呻くような引きつるような音響を放ち続けているし、ギターの音色はガレージっぽいし、ボーカルもころころ表情を変えつつ相変わらずのデビッド・トーマス節なのが分かる。
この曲は私の愛聴曲で、ちょっと落ち込んだ気分の時などに、妙に心の慰めになってくれている。
ただUbuの他の時期とはかなりかけ離れた音なので、Ubuを知らない方が「Breath」を聴いてから初期を聴くと、ちょっとたまげることになるかも知れない。
ジャケットは「Breath」の12インチシングル。「Breath」の他にアルバム未収録曲1曲とライブ音源2曲を収録している。
Ubuのシングルや12インチにはアルバム未収録音源が多いので、配信許諾が降りたら(ついでに聴きたいという方がおられればだが)徐々にアップロードしていきたい。
昨日「うねりが見える?」と書いたばかりだが、どうも本当に見えているような気がする・・・・。
レコメンドを書けばメッセージが飛び交い、雑談はゆるゆる続き、友人は来たりて、その上新たな交錯の前兆が押し寄せて来ている。
今月前半の絶不調も、それらと同期を取るように回復に向かっている。
ふしぎふしぎ。
1984年、FM東京で放送されたと思われる、「はにわちゃん&はにわオールスターズ」のライブから。この、タイトル見ただけで笑っちゃう曲、はにわのスタジオ盤には収録されてないです。
もちろん歌っているのは小川美潮! 絶好調です。
スゲーカッコイイ<−>へろへろへろをまぜこぜにしたドラムス、飄々と鳴り響く横笛、そして元気&脳天気な美潮嬢の歌の合間に、坂田明の即興?ワケワカな合いの手が入ります。
歌詞も最高です。
あー!全てのはにわファンと共有したい!!!!!
なんとかしてくれ〜!!!!
艾敬(アイ・ジン)という中国の歌手をご存じでしょうか? 香港返還を数年後に控えた1993年に、「我的1997(私の1997)」という曲でセンセーショナルに登場。日本へも何度か来ていて、雑誌のグラビアに載ったことも。来日コンサートは2〜3回。アルバムは4枚目までが日本でも発売されました。
ここにご紹介するのは、2003年にリリースされた5枚目のアルバム、現時点での最新作です。日本盤は残念ながらまだ発売されていないようです。
「水牛66」はアルバムの冒頭を飾る1曲。現在流通している大陸盤には3曲のビデオクリップを収録したVCDがついていて、この曲のビデオも存在します。
もともと艾敬の曲は、歌こそ中国語で歌われていますけれど、十分に欧米のロックなども知った上で作られているようです。「水牛66」はバンドサウンド自体はアメリカのフォークロック風ですが、歌は中国語ですしメロディ感覚も中国、でも全体としての印象はアメリカでも中国でもない、爽やかな哀愁に満ちた艾敬ならではのもの。
私はアジアンポップス全般には全く疎いです。ただ、艾敬がとっても好きなだけ。人からもらったチケットで日比谷の野音へ加藤登紀子のコンサートに行ったら、ちょうど艾敬がゲスト出演して、その歌う姿を見て一発でファンになりました。1stアルバムが、まだ小さなレーベルで輸入盤に解説を付けて売られていた頃のことです。
この最新作は実に素晴らしい出来なので、チャイニーズ・ポップスなんて聴いたこと無い、という方にも是非聴いて欲しいです。ジャケット写真には、付属ブックレットから何種類かの写真を挙げておきましたので、キュートな艾敬の姿も見てやって下さい(笑)。画像編集画面に行くと見られます。
艾敬オフィシャルサイト
一部は英語ですが、中国語が多く読めない部分多し・・・
★このアルバムが通販で買えるところ
YesAsia.com
http://global
オリエンタル・ムーン
http://www
多分他にもあるのでしょうけれど、すみません、私が知らないだけです、きっと。
先日、ちょっと動きがなくて寂しいね、と書いた途端に、何かうねりが生じてきたような気がする。
久々に招待した友人が参加してくれたり、旧知の方がいらっしゃるのを発見したり。雑談グループがちょっと盛り上がっていたり。レコメンドを見て、メッセージをやり取りしてみたり。
しかしレコミュニ人口が少ない今でもこの程度の動きは出てくるんだから、参加者が増えてきたらものすごい爆発が起こるのかも知れない。その頃には、きっとレコメンド読み切れない〜、というウレシイ悲鳴を上げることになるんだろうなあ。
谷山浩子さんと言えば若干15歳でデビューした天才少女シンガーソングライターです。作品も沢山ありますし多くのファンがおられますよね。
ここでご紹介するのは、85年にシングルで発売された「ブルーブルーブルー」という曲ですが、これは谷山浩子にしてはかなり珍しく、アップテンポでちょっとハードロック調の曲です。私はとっても気に入っていて大好きなんですが、聞くところによるとファンの間では非常に評判が悪く、アルバム収録時にはおだやかなアレンジのものに変えられたとか。
この話は友人から聞いたものなので、自分では真偽を確認し切れていないのですが・・・・。
ところで、谷山さんって、とっても日本語の発音が美しいんですよね。このアップテンポの曲をさらさらと歌い上げつつ、全ての発音が美しい、というのは本当に素晴らしいと何度聴いても思います。
この曲はドライブ中なんかに聴くと、かなり気持ちいいですよ。