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MAL Antenna - recommuni version2025/3 | ||||||
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Kentaroさんのレコメンドには定期的にチェック入れさせていただいているのですが、ジャケットからは全然引っかかりのなかったのがこのSMOOSH。あ、試聴できるところあるんだ、と1曲目を30秒聴いた直後にCDオーダーしちゃいました。こういう恐るべき曲者の場合、アルバム単位で聴いてみないと結局判断できないゾ、という予感がしました。
って、あー、これじゃ全然ダウンロードする人が生まれなくなってしまうではないか!(笑)。
もっとShaggsみたいかと予想しましたが、可愛くて上手そうなのでびっくり。キュート&ちょっぴりストレンジ? うん、それってポップの王道じゃん!
なにやらよさげです。
オープン直後の最初の波は去り、平穏とも閑散とも見える波がレコミュニにやってきた。ような気がした。
しかし反動は必ず起こるのだった。
ありそうでなかった「雑談」グループがオープンした。
http://recommuni
アーティスト単位とか作品単位のグループとはまた違った交流が起こりそうな予感がする。
自分でもちょっと思いついたことがあってグループを作ってみた。
「レコメンド・テーマパーク」
http://recommuni
こちらはお題に沿ってレコメンドする曲を探してみようという企画。
きっとまだまだ遊び方はいくらでも生まれそうだなあ。
えいやっ、とダウンロードして聴いてみました。
感動しました。
深いです。
霧雨の中、傘の下から窓の灯りを見つめているかのようなしっとりとした雰囲気。味わい深い歌詞。優しくもミステリアスな歌声。
くじらってちょっとしか持ってなくて、おまけにあまり聴いていなかったのですが、それではいかん、と思い直しました。密やかな曲ですが、私をそう改心させる力を持っていたのです。
民族音楽聴き始めの頃に買ってエライ衝撃を受けた1枚です。特に冒頭のこの曲! これは本当にスゴイ!
まず驚いたのは、アンサンブルによる合奏が、生き物みたいにうねっていること。リズムが緩急自在に変化し、まるで音楽自体が伸び縮みするようです。そして耳にも止まらぬ超絶のパーカッションソロ! コーフン、コーフンの連続なのでした。
サイン・ワインという楽器を中心とした演奏なんですが、楽器の名前を紹介しても全然分からないので、以下ライナーから抜粋します。
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●サイン・ワインとは
円形に組まれた木枠の中に、19個から23個ぐらいの調律された太鼓が、上下を紐で固定されて並べられているもの。奏者は円の中心に座り、両手で太鼓を目にも止まらぬ速さで演奏する。粘土のような糊状のものを鼓面につけて調律するので、乾いてくるとすぐに音程が変わってしまうというデリケートな楽器。
●サイン・ワイン・オーケストラとは
サイン・ワインにチー・ワイン(ジャケット写真に写っているのがそれです)、モーン・サイン(裏ジャケの写真を見ると、トランクを開いた中に大きさの違う銅鑼のようなものが、紐で吊ってあるような感じに見えます)、ネー(オーボエ系の縦笛)などの楽器が加わった合奏アンサンブル。
●序曲「パナマ・ダイダン」
芸術音楽として、録音の頃に作曲された曲。ンガバットNgabat調という旋法に基づいた2拍子の曲。<デイダン>とは<対話>という意味で、ここではオーケストラ全体の指揮の役割も果たすサイン・ワインとネーが、会話を交わしているような形となっていて、素晴らしく迫力のある構成である。
●奏者について
サイン・ワインを奏するウ・セイン・チッ・ティーは筆者(小泉文夫)も初めて目にする驚くべき名人で、特に最後のカデンツァの独奏には、この世のものとは思われない神技を見ることが出来る。
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バリのガムランもスゴイですが、ビルマのこの曲もスゴイですよ。
あー、ところでこのキングの民族音楽シリーズ、小泉文夫先生が世界各地で録音してきた音源って、権利関係どうなっているんでしょうね(笑)。発売当時から一部では「どうなってるんだ?」、と囁かれていたような気もしますが・・・。この機会に演奏者にも利益還元出来るといいと思うのですが・・・。
レコメンドを書いている内容が非常にとっちらかっているのだけれど、これは我が家の収納状態に大きく左右されている。書こうかと思ったらレコードがすぐに取り出せるとは限らないのである。必然的に、取り出せるところにあるものを物色して、その中から今日のレコメンドを選出することになる。
今日はアニメソングとMAGMAというデタラメな組み合わせになってしまった。購入時期が近かったなどの理由により、数枚隣り合わせで並んでいたのである。仮に我が家に遊びに来ていただいてエサ箱を漁っていただいたなら、やはり一緒に目にされたことだろう。そういう意味ではデタラメでもないのかな。
フランスを代表するプログレッシブバンド、MAGMAの85年リリースシングル。
MAGMAと言えば「重厚長大」で「おどろおどろしく」「狂的な熱狂」というのが看板のようになっている。実際、そちらの方がこのグループの本質のような気もする。84年に「Merci」というなんともポップで軽い、フュージョンバンドがポップソング始めましたという感じのアルバムには当時まったく興味が持てなかった。その後Offeringでの活動を経てMAGMAは再始動するのだが・・・。
このシングルは、そのあまりにも軽い、と思われたアルバムと同時期にリリースされたらしい。A面の「OH OH BABY」はステラ・ヴァンデの美しい声が楽しめるものの、やはりそれほどの曲とは思えない。
B面に納められた「OTIS」は、オーティス・レディングに捧げられた1曲。こちらは往年のMAGMA的エナジーのうねりを感じさせつつも美しく仕上げられた1曲。その後リリースされた81年ボビノライブでは13分に渡って演奏されているから、曲自体は以前から出来ていたのだろう。クリスチアン・ヴァンデのスピリチュアルな美しさを最認識できる1曲。
しかしこのシングルテイクは、どうも「Merci」収録テイクの後ろをカットしたもののような・・・。なぜ盛り上がる部分をカットしてシングルにしたのかよく分からない。
池野恋原作の漫画は、最初は若い二人の初恋を巡るコメディだったのがなぜかどんどん大がかりになっていって、なんと親子4代に渡る大スペクタクルなお話になってしまったという(笑)有名な作品です。TVアニメはさすがに、始めの方の設定に沿って出来た物だったと思います。4世代分に渡って続けたら「サザエさん」より世代が広がったのに(笑)。
それはともかく、80年代アニメの中では好きな主題歌の一つです。特にTV放映版でも歌われていた2番の歌詞は傑作だなあと感心することしきり。この曲ってサンバ風アレンジなんですよね(笑)。全然本編と南米は関係ないのに妙にぴったりはまってます。
80年代に入ると、ほとんどアニメは見なくなりました。ほぼ唯一の例外として、LDボックス買うほどに大好きになっちゃったのが「超力ロボ ガラット」でした。
それまで「ダンバイン」とか「ガリアン」とか、結構シリアスなアニメを作っていた日本サンライズが、なにがどうしたもんだか、個人的には「悟空の大冒険」以来ではないかと思っている大スラップスティックアニメを制作したのでした。たまたま見かけて破天荒なギャグの連続にのけぞりました。
主題歌も凄かったんですよ。曲はいいし、サビのコーラスに被さるチョッパーベースも、なんでこんなスゴイ音がアニメソングに、と驚くほどのものでしたし。調べてみると、のびやかにカッコ良く歌い上げているのは村田有美さんで、曲は笹路正徳さんでした。むむ。村田有美さんって、アルバム1枚しか持ってないんですけどいいですよね〜。
ということで、80年代以降アニメソングで私が最も好きな1曲です。
こういう昔のアニメ主題歌って、当時見ていた人にとってはもの凄く懐かしかったり思い入れがあったりしますけど、無縁な人にはホント無縁でしょうねぇ。
藤子不二雄アニメの主題歌です。もう設定覚えていませんが、どこかジャングルがある国からやってきた少年・黒べえ(どこかの部族の王子か何かだったかなあ? もう全然覚えていないです)
・・・と言うわけで、ネットを探してみたら、情報をまとめてくれているところがありました。
ジャングル黒べえ小辞典
http://www17
ジャケット写真だけ見ていただいてもご想像が付くとおり、このアニメ、現時点ではまず再放送等が出来なくなってしまっています。
まそれはそれとして、この漫画、当時は私の周辺では人気がありましたね。主題歌は今聴いてもなかなかいいです。当時を思い出してアツくなります(笑)。チンドン屋とアフロビートと演歌(というか民謡?)がごった煮になったような「ジャングル黒べえの歌」は70年代アニメソングの中でもいい出来ですよね。こういう組み合わせってアニメソングの世界にしか存在してないでしょ?
もうずっと以前から、私は2つのモードを周期的に行ったり来たりしながら過ごしている。モードとは、音楽モードと読書モード。なぜそういうものがあるのか分からないが、存在することだけは間違いない。
これがどういうものかというと、音楽モードの時というのは、妙にさまざまな曲が心に響き、音楽に対する感受性が高まる。必然的に、新しい音楽を探索したり、古いコレクションの中から新しい発見をしたりすることにエネルギーを注ぐことになる。
読書モードというのは、妙に文章がするすると頭に入り、ちょっとした表現の綾に心を動かされることが増える時期だ。通俗小説以外にノン・フィクションや古典文学等が妙に肌に合うように感じられる。結果芋蔓式に様々な書籍を買い求めたり、積読コレクションを繙くことが増える。
これが3ヶ月前後の周期で、なぜかやってくる。今はどうも読書モードにいるらしい。そのせいか、新刊で出たジョルジュ・サンドの「スピリディオン」などが妙に面白くてしょうがない。