
ウィルキンソン・ブラザーズという、この関西のミュージシャンの雄が集まったスリーピースバンド。
名付け親は「ふちがみとふなと」の渕上純子さんだとか。
訥々とアコースティックに描き出される自然の事象と営み。
このアルバムにはいつもの現実と、そこから少しずれた次元から見え得る事象もあります。
「のらしごと」は朝靄、木の葉や作物から滴り落ちる朝露の煌めき、
水や空の色までが音で映し出さんかとするような曲。
「風景の見える音楽」というコンセプトから打ち出された
彼らの音楽からは、次元を越えた分、普遍的な何かが聴こえてくる。
Posted By 白猫
投稿日: 2005年2月22日 19時18分
更新日: 2005年3月2日 23時58分