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霧の万年床〜楠 均のBGM日記2007/7 | ||||||
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ギャビ−&ロペスでフジロックへ行く。ちいちゃな谷間みたいなところにあるオーロラというステージで45分間演奏。とても気負いのないステージなのに妙に気負ってしまった気がして山の神様に恥ずかしい。初めてきたけど(もう来ないかもしれないけど)とてつもないイベントですわ。考える人の気が知れない見に来る人の気が知れない。ヨットで世界一周する人アンデスにカブトムシ見に行く人、甘茶でカッポレ真夏にポリシュカポーレする人の気が知れない、サーフィンしながらアイロン掛けする人の気が知れない(いやそんなスポーツが実際あるらしい)。すごいエナジーだ。僕なんかこの場にいるだけで塩擦り込まれたナメクジになる。みんな頭がヘンですわ。そのとてつもないイベントが想像できる限りの見事さで整然と運営されていることにもビツ栗。メンバーの一人が大事な石を落として暗がりで皆で探していたら、若者がすっとライトで照らしてくれて一緒にいた娘さんが「ほらそこ、あそこにも」とまるで蛍でも見に来たみたいに楽しげに笑う。お祭りに友達と出かけて好きな子とばったり出会った時のように甘酸っぱいときめきがそれこそ蛍の光の瞬きほどの時間「明」、そして「滅」。これをもってフジロックスピリットの一端に触れた気がしたといったら向こうから石が飛んで来るのだろうか。
コメント
それと、ボクの回りに音楽関係者なのにフジロックにまだ行ったことのない人の多いことと、チケットとアゴアシで5万円もかかるのに、夏の苗場くんだりにあんなに人がいることのギャップ。