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recommuni四方山話

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さくらの花/masami ito

なんと、7拍子とは。それでいて、まったく難解さやマニアックさを感じさせないところ、才能を感じますな。

歌もなんか、力が入ってなくてよいね。ファンになりました。もっといろいろ聴かせてください。

さくらの花/masami ito
Posted By 福 | 投稿日: 2005年3月12日 0時33分 | 更新日: 2005年3月12日 0時33分

春風/raccoon

爽やかな曲調に歪んだエレキギターがボクの琴線をくすぐるね。そして、かわいいのにそれに負けない女性ボーカル。

エンディングのギターソロからふわっと転調する感じが粋ですな。

春風/raccoon amazonで購入 towerrecordsで購入
Posted By 福 | 投稿日: 2005年3月12日 0時28分 | 更新日: 2005年3月12日 0時28分

花粉症

ついに本格的に花粉症デビューだ。昨日は目が痒くてくしゃみが出まくった。

Posted By 福 | 投稿日: 2005年3月11日 10時52分 | 更新日: 2005年3月11日 10時52分

四方山話その九十【来てる】

なぜかあるキーワードが気になって、そうするといろんなところで偶然にもそのキーワードを目にしたり聞いたりすることがタマにある。「よくある」という人もいる。それがアイデアだったり、コンセプトだったりすると、これはなんか「来てるな」なんて気になる。それで大成功した、というケースはボクにはまだないんだけど。

でも、アイデアでもコンセプトでもキャッチフレーズでもなんでもないのに、なぜか続けざまに遭遇する、これはどう考えればよいのだろうか?

M&Iカンパニーという会社がある。海外アーティストの招聘業務、つまり洋楽のコンサート・プロモートがメインで、レーベルも運営している。recommuniで、FIELDというグループの曲のレコメンドが来ているので、権利者を調べたらこの会社だった。失礼ながらというか不勉強ながら、それまでこの会社の名前は知らなかった。

担当のYさんとは昨年12月には連絡とれたんだけど、スケジュールが合わなくて、年を越し、さらに海外出張に行かれたりで、2月9日にやっと会えた。前向きな話ができて、許諾もおそらくいただけるということになり、やれやれ一段落。

と、その翌週15日、NTTドコモのSさんから電話がかかってきて、「福岡さん、えむあんどあいかんぱにーって知ってます?」と訊かれた。ドコモの「メロディコール」のサービスで、M&I保有のARBの音源を配信したいからというのだ。ちょっとビックリしながら、Yさんにまた連絡をとり、その件をお願いしてあげる。

そのまた翌週、27日の日曜、ボクがドラムを担当しているオヤジ・バンド「the Old Heart Of Mine」のリハがあり、終了後雑談してると、友人Nが、6月4、5日に日比谷の野音でやるブルース・フェスティバルに行くんだけど、さてどちらの日だっけな、とポケットからチケットの領収書を取り出したら、そこになんと、M&Iカンパニーの名前が!恒例のブルース・フェスティバル(今回は20周年だそうな)はM&Iが主催だったのだ。

これまで50年間まったく知らなかったこの会社に、今年の2月の3週間だけで、3回も縁を持つとは。なんかの力が働いているとしか思えないんだけれど。つまり「来てる」のか。だけど何が?

M&Iカンパニーと積極的に仕事すればよいのだろうか?ブルース・フェスに行けばよいのだろうか?

ただし最初に言ったように、「来てる」と思っても、何かはっきりと成功に結びついたという経験はないので、今回も何か特別なことが起こるとは思わないんだけどね。せめてM&Iカンパニーに幸あれ!

2005.03.06

福岡智彦

Posted By 福 | 投稿日: 2005年3月6日 15時57分 | 更新日: 2005年3月6日 15時58分

凍えのロボ〜/eEYO

AEL Recordsという短命だったレーベルからリリースされた幻のファースト・ミニアルバムBLUE+BLUE(アオプラスアオ)』収録。

民謡と童謡のスピリットがソフト・ロックの中でくるくるウズを巻く。

CDは廃盤だけどこちらで買えます。ただし在庫僅か。

http://harmo.jp/shop/catalog/product_info.php?products_id=28

凍えのロボ〜/eEYO
Posted By 福 | 投稿日: 2005年3月5日 14時11分 | 更新日: 2005年3月5日 14時11分

MIKA/eEYO

AEL Recordsという短命だったレーベルからリリースされた幻のファースト・ミニアルバムBLUE+BLUE(アオプラスアオ)』収録。

「宇宙」を感じる曲。星空を眺めながら聴くと最高。

CDは廃盤だけどこちらで買えます。ただし在庫僅か。

http://harmo.jp/shop/catalog/product_info.php?products_id=28

MIKA/eEYO
Posted By 福 | 投稿日: 2005年3月5日 14時8分 | 更新日: 2005年3月5日 14時8分

四方山話その八十九【ファストミュージック】

ちょっと前になるが、「スーパーサイズ・ミー」という映画を観た。Morgan Spurlockという監督が、自分の身体を実験台にして、マクドナルドで売っている食品だけで1日3食30日食べ続けると、健康にどのような影響があるかということを、検証した記録映画である。「スーパーサイズ」というのは、コーラやポテトのサイズで、bigの上の「特大」という意味だ。ボクは知らなかったが、アメリカではあるらしくて(正確には「あった」…なんとこの映画がキッカケでマックが販売をやめたらしい)、店員がこれを勧めることが多いそうだ。この実験ではスーパーサイズを勧められたらそれを断ってはいけない、という決まりもある。

ご想像の通り、この実験は身体に甚大な悪影響をおよぼした。コレステロール値が急上昇し、肝機能が低下した。複数のドクターは実験中止をなんども忠告する。

この話をしたら、ある友人が「音楽もそうだよね。売ることだけを考えた、口当たりのいい、クセになる、ファストフードみたいな音楽ばかり聴いてたら、そのうち身体悪くなるよ」と言った。なるほど、うまいこと言うね。

音楽は料理に似たところがたくさんある。ミュージシャンを素材、プロデューサーを料理人に置き換えて、「素材がよくても調理が下手だとおいしい料理にならないのと同じで、うまいミュージシャンを集めるだけじゃなく、それを活かすプロデューサーがだいじなんだ」なんて先輩によく言われたもんだ。これは、メロディを素材にアレンジをレシピなどに置き換えても同様に使える。

おいしい(耳に心地よい)ものそうでないものがあること、好き嫌いがあること、プロ、つまり職人の世界なんだけど、シロウトも参加自由であること、世界中にあり、各地の特色があること、他にも共通点はいくつもあるだろう。

もちろん例え話は万能ではなく、ほんとは解ってないのに解ったような気がしてしまうような危険性もある。似ている点がたくさんあったって、同じではないのだから、ひとつマジメに考えてみよう。

「売ることだけを考えた、口当たりのいい、クセになる、ファストフードみたいな音楽」はたしかに氾濫していると思う。さてポイントは、ファストフードばかり食べてると身体によくないように、ファストフードのような音楽ばかり聴いていると身体によくないのかどうか?

一方で、いい音楽を聴かせてあげると植物もりっぱに成長する、というような説もあるが、かと言って悪い音楽ばかり聴かせると犬が病気になった、というような話は今のところ聞いたことがない。

だけどボクは、脳というか心というか、感性には、絶対よくないと確信するね。

しかも、食べ物なら食べなきゃなんの影響もないワケだけど、音楽は違う。耳を塞がないかぎり、音は聞こえてくるのである。リッスンしなくてもヒアしちゃうのだ。テレビを見ていても、街を歩いていても、ファストミュージックは耳に飛び込んでくる。そして、時には何も意図してないのに、好きでもなんでもないのに、武富士のCM音楽なんかが頭の中で延々と反復してしまうのである。

ファストフードやコンビニのものばかり食べている若者は、ほんとにおいしいものを食べたときの感動を知らないだろう。

ファストミュージックばかり聞き流している若者は、音楽に対して感動したことがないんじゃないか?

感動というものを体験しようよ。世界が変わるから。ボクが音楽制作の仕事をしていたころの唯一の目標は、自分が感動した、あの気持ちを味わえるような音楽を生み出したいということだった。これから音楽制作をやる人もそういうことであってほしい。でないと感動できる音楽は生まれてこないから。

感動できる音楽を積極的に探してほしい。それは積極的に探すだけの価値がある。

2005.02.27

福岡智彦

Posted By 福 | 投稿日: 2005年2月27日 22時22分 | 更新日: 2005年2月27日 22時22分

フジパ!

フジパシフィック音楽出版に行ってきた。その昔、Switchという輝かしくも先進的なレーベルがあったが、その中からいくつか配信希望が来ているので。

話はトントン拍子だった。こういう音楽を配信するのにふさわしい場所だ、と歓迎してくれた。

他に、ムーンライダーズの初期、クラウン時代の名作やら、加藤和彦さんのワーナー時代の3作、なんとフォーククルセダーズの「ハレンチ」まで!すごいぞ。

契約内容のツメやらでまだ少しは時間かかるけど、まずはお知らせ!!

Posted By 福 | 投稿日: 2005年2月24日 15時7分 | 更新日: 2005年2月24日 15時7分

ZAZEN BOYS

ZAZEN BOYSの向井秀徳さんと、スタッフのかたとお話しした。recommuniに配信希望が何曲かきているので、配信許諾をお願いしたら、会って話を聞きたいと言われたので。

向井さんは言葉少ないながら、しっかりと、recommuniのサービス内容や考え方について核心を突く質問をされた。よく研究もされているし、音楽マーケットのしくみや価値観が変わっていく中で、どの方向に進めばよいのか、真剣に考えられているのがよく解った。ボクもいっしょうけんめい答えた。

どうもアーティストや制作者は「オレたちゃいいもん作ってりゃいいんだ」と、新しい動き、特に音楽配信のようなテクノロジーをともなうものについては、無関心なことが多い。音楽ビジネスにとってとてもだいじなことなのに、音楽関係者がいちばん疎いと言っても過言ではないくらい。

向井さんのようにちゃんと考えないと、この先アーティストも生き残っていけないと思うよ。

そしてrecommuniはそういう前向きなアーティストの強い味方になれるよう、がんばらないとね。

Posted By 福 | 投稿日: 2005年2月23日 19時53分 | 更新日: 2005年2月23日 19時53分

UKプロジェクト

ついにUKプロジェクトと契約締結!遠藤さん、ありがとうございます。

UKP原盤100%のものだけになると思うけど、ともかく日本有数のインディペンデント・レーベルですから、うれしい。

recommuniではまだあまりレコメンドされてないけど、みんなドシドシやってくれい!

Posted By 福 | 投稿日: 2005年2月22日 17時9分 | 更新日: 2005年2月22日 17時9分