a person powered by ototoy blog
MAL Antenna - recommuni version2005/3 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 | ||
2005/4 | ||||||
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
一種レコミュニの限界に挑戦(?)しつつ、5時間1分56秒に渡る演奏などレコメンドしてみることにします。現代音楽の作曲家、ラ・モンテ・ヤングの代表作である「The Well-Tuned Piano」です。
残念ながら私はヤングについて多くを語れるほど詳しくはなく、レコードもこれしか持っていません。例えば、次のような方のサイトを見つけたりすると、ははあ〜、とひれ伏してしまいます。
ラモンテ・ヤング礼拝堂
http://homepage2
以前レコメンドを書いたフィリップ・グラス(http://recommuni
タイトルの「Well-Tuned」の意味ですが、これは純正律のことで、この録音は純正律に調律されたベーゼンドルファーを使って1981年10月25日の6:17:50から11:18:59の間に演奏された音を収めたものとなっています。
純正律? それって普通のピアノと違うの?、と???な方も多いと思います。このあたりを説明してくれているページが以下にあるのを見つけましたのでご参考までに。
純正律と平均律
http://www5
純正律と対称になる言葉が平均律だ、と聞くと、なんかバッハの曲とかに平均律なんとかというのがあったような気がするなあ、と思い出される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
純正律に調律しますと、倍音がまったく濁ることなく響くそうです。その音の響きに魅せられた人々も多いわけで、例えば次のサイトでは、MIDIによる純正律を実現したファイルが実際に聴けます。
純正律音楽工房
http://www
「The Well-Tuned Piano」では多くのテーマと即興演奏が5時間に渡って続きます。メロディーがどうとかリズムがどうとかではなく、「音の響き」そのものを味わうための作品だと言えるのではないかと思います。
ただただ澄んだ響きが、あたかも永遠に続くかのように続く・・・、そんな異空間に連れて行ってくれる、現代音楽作品の一大モニュメントです。
さて、それにしても、もし許諾が取れたとして、おそらくは300M近くになるだろうこの1曲は、果たして現実にダウンロード可能なのでしょうか?(笑)
うっかりまとめ買い(http://recommuni
私の周りにはジャケ買いの師匠が昔から多くて、事前に雑誌等でいろいろ調べておかないと購入に踏み切れない自分と引き比べて「あいつには勝てないなあ」と思うことしばしばでした。こちらは中古盤を漁りつつも全然知らないレコードには手が出せないというのに、向こうは新品をジャケ買いしちゃうんですから。
ところが家に遊びに行って聴かせてもらうと、これがまた内容がいいんですよ。もちろん、人に聴かせてくれている段階で、向こうの中では一度評価を経ているのでしょうが、それにしても、そういう買い方をしなければ出合うことはなかっただろうレコードの存在を次々に見せ付けられると、いくらカタログ本を読み漁っても追いつかない世界があることを痛感せざるを得ませんでした。まあそれはそうですよね。本の形になるまでには時間が掛かりますから。
そんな経験をしてから、自分でも意識的にジャケ買いに挑戦し始めました。でもお金がないので対象は基本的に中古LP。さらに、可能な限り試聴してからという臆病極まりない方法(笑)。50円や100円のレコードでも試聴させてもらってました。ま、これは時代とともに、バーゲン品は試聴出来ませんという店が増えていったのでしたが・・・。
けれどもそうやって「ジャケットから中身を想像する」習慣が徐々に身に付いたのだと思います。また自分がどこを見落としやすいか、どこに騙されやすいかといった傾向が見えてきます。そのあたりまで来るとだんだん当り確率が上がってくるのですよね。これは不思議。そして自分なりの法則が見つかってきたりします。
例えば、
・ジャケのセンスがいいレコードは、基本的に中身もいい確率が高い
・常識外れなまでにジャケットがヘンなレコードは、中身がヒドイか素晴らしいかの二極化傾向が感じられる
・低予算としか思えないジャケットのレコードは、味のある個性派か聞くに堪えない素人芸のどちらかである可能性が高い
・メンバーの姿がまったくないジャケットは、音で勝負する本格派か、顔も見せられないド下手のどちらかである可能性が高い
などなど(笑)。多分いくらでも思いつけそうです。
なんてことを考えていたら、そうか!、とさらに思いつき、レコメンド・テーマパーク(http://recommuni