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2005年12月24日

On The Side Of The Angels/柚楽弥衣, 谷川賢作 

キーボード奏者・谷川賢作さんとのコラボレーションによる即興演奏ライブを収録したアルバムから。

柚楽弥衣

http://recommuni.jp/them/index.php/ARTIST/3135

なんだか最近アルバム「ゆらふ」収録の「千年愛」(http://recommuni.jp/opus/?C=2336)がじわじわと新たなファンを増やしているようなので、他のアルバムもリストアップしてみます。

ここでの柚楽さんの歌は、まるで聖歌のように始まります。そこに谷川さんのメロディカによるリズミックな演奏が加わり、歌は次第にトラッドのような、スキャットのような、アラビアやインドの民族音楽のような、様々な表情を見せながら展開していきます。

このアルバムを聴くと、なぜ帯のコピーに「旅をするヴォーカリーズ」と書かれているのかがなんとなく分かってきます。スタジオに籠もって、固定された音を残す作業をする歌手じゃないのかも。次にライブが行われる機会があったら、ぜひ生で見てみたい、と思わずにはいられない、自由で先鋭的なライブアルバムです。

On The Side Of The Angels/柚楽弥衣, 谷川賢作 towerrecordsで購入
Posted By MAL 投稿日: 2005年12月24日 1時4分 更新日: 2005年12月24日 1時4分

晴れた朝 つかのまの嘆き/柚楽弥衣 

演奏も、歌詞までも、インプロヴィゼーションをそのまま録音したものだという、柚楽弥衣ファーストソロアルバムから冒頭の「晴れた朝 つかのまの嘆き」を。

柚楽弥衣

http://recommuni.jp/them/index.php/ARTIST/3135

なんだか最近アルバム「ゆらふ」収録の「千年愛」(http://recommuni.jp/opus/?C=2336)がじわじわと新たなファンを増やしているようなので、他のアルバムもリストアップしてみます。

緻密に構築された「ゆらふ」とはかなり異なるサウンドのアルバムです。それでも全てが即興演奏とは信じられないまとまりを感じます。

アルバムオープンニングナンバーの「晴れた朝 つかのまの嘆き」は、サイケデリックなアメリカンロック風のギターサウンドで幕を開けます。そこへ被さる国籍・言語不明のヴォーカル。そしてディープにリバーブを掛けたドラムの音。

水の中から青空を見上げているところを夢に見ているような、不思議なさわやかさを持った曲です。

晴れた朝 つかのまの嘆き/柚楽弥衣
Posted By MAL 投稿日: 2005年12月24日 0時56分 更新日: 2005年12月24日 0時56分