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Phil Lynottと言えば、アイルランド出身のハードロックグループThin Lizzyのボーカリスト&ベーシストにして中心人物であります。惜しくも1986年に36才で急死。今でもアイルランドの英雄とも賞される優れたアーティストでした。
Thin Lizzyというバンドは、"ハードロック"という先入観を持って聴くと結構肩すかしを喰うのですが、親しみやすく魅力的なメロディーに一旦気づくと実に味わい深い、良い曲が沢山あります。
「The Philip Lynott Album」(82)は2枚目にして最後のソロアルバムとなりました。1stソロの「Solo In Soho」(81)が比較的Thin Lizzyに通ずるハードロックサウンドだったのに比べると、2ndはビックリするほどバラテティーに富んだ曲調のオンパレードとなっています。特に電子楽器系の音が目立つのは時代性もあるのでしょうか。
そんなアルバムの中でも際だっているのが「Yellow Pearl」という曲でしょう。
初めて聴いたときには本気で「これ、ドイツのNeu!ですか?」と思いました(笑)。調べてみると、これミッジ・ユーロ(リッチ・キッズ〜ヴィサージ〜ウルトラボックス)との共作だったんですね。本当にノイ〜デュッセルドルフ系のハンマービートにスペーシーなシンセ、でも歌はシブイPhil Lynottという組み合わせが実にいいのです。
アルバムの他の曲はまあ好みによるとして、この1曲は聴いてみる価値があると思います。