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霧の万年床〜楠 均のBGM日記2007/4 | ||||||
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この春は本当によく風が吹く。自転のスピードが上がっているのだろうか。どおりで一日があっという間に終わる。
市議選の投票日。僕が投票した人は今回も落ちるだろうか。人は見た目が9割という本が売れ、若い頃のディランだったら市議選にも通ったろうという妄察もする。数日前、明るくしっかり者そうで且つ可愛らしい顔立ちで声もうぐいすのような女性候補者が傍らをすり抜けていったら、ふらふらと彼女になびきそうになった。所属や主義主張よりも印象は強い。タレントやタレントまがいの小説家になんぞ誰が投票するかいなというほどの見識はあるのだが、タレントという枠が外れた途端ガラガラと崩れるところにその見識の浅さが見て取れる。人類は便利さと多数決には絶対に勝てない。そして見た目の印象にも。俺だけは違うと抗ってみたが実は違わなかった。いっそ潔く認めた方がいいと思った。(たぶん社会主義も戦後民主主義もそこで自分に嘘をついた。)でも正直の上に居直って済むことでもない。
朝から雨が降ってひどく寒い。足下に痒みが存在する。見れば小さいしもやけができている。春だというのに。犬が連れ出してくれとせがむが散歩どころじゃないとたしなめる。
コメント
そこで自分に嘘をついた』
名言すぎて、なんもいえんです。