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BGM日記のような独り言2005/2 | ||||||
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MATCHING MOLE / MATCHING MOLE (CD)
久々にカンタベリーを聴く。休日の午後、ゆったりと流れる時間にぴったりのBGM。
傍らにコーヒーを用意して、準備OK。CDプレーヤーのスタートボタンを押す。
ROBERT WYATTの生涯でも1,2を争う傑作 「O CAROLINE」からスタート。
季節的に今はまだ少し肌寒いが、このサウンドを陽気に例えるなら”ポカポカ陽気”を
思わせる暖かいサウンド。前半3曲まではのんびり和やかな雰囲気。コーヒーも美味い。
そうこうしているうちに「PART OF THE DANCE」という曲がスタートし、雰囲気は一変する。
前半3曲とこの曲のようなジャズロック的な曲が何の違和感もなく同居しているのは
カンタベリー地方出身のバンドならではなのだろう。普通だったら考えられない取り合わせ。
8分40秒の大作である。この後からはインストの曲が続く。難解かつ混沌とした音世界は
宇宙的で神秘的な音世界をも想像させられる。聴いているものを別世界へと誘ってくれる。
特にラストの「BEER AS IN BRAINDEER」〜「IMMEDIATE CURTAIN」では、宇宙空間に一人投げ
出された宇宙飛行士が体験しているような孤独感、恐怖感、絶望感、そういった雰囲気。
かわいいもぐらのジャケットとは裏腹に、ある意味カンタベリー中級者以上のアルバムなの
ではないだろうか?ラストは本当に怖い。自分はいつもそう感じるのである。
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