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MAL Antenna - recommuni version2004/11 | ||||||
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60年代末フォークジャンボリーの時代にデビュー、今も活発に活動を続ける唯一無二のシンガー、三上寛。四畳半フォークとは似ても似つかない、"怨歌"歌手&前衛詩人。
なかなかに作品数も多いので、初めて聴こうという方は、まずはURC時代の「ひらく夢などあるじゃなし」「BANG!」あたりをお勧めしたいところです。可能なら「1972-コンサートライブ零孤徒」も。ギターの弾き語りが既にパンクの先を行っているのが聴けます。
さて、ご紹介する「大感情」は、元々は東芝時代のシングル「なかなか」のB面として発表された曲です。しかしこの曲は、スタジオテイク・コーラス入りバージョンよりも、1989年に電視星組から2800円で発売されたビデオ「縄文の唄」に収められたギター弾き語りテイクの方がずっと凄みがあります。
三上寛の作品中最も感動的な一曲です。極めてシンプルながら、とてつもなく時空のスケールが大きい「大感情」。この曲や「負ける時もあるだろう」などを知らずに、「ひびけ電気釜!!」とか「なんてひどい唄なんだ」だけで三上寛を評価すると、ちょっと判断を誤っちゃうかも知れません。
数日ぶりに「リクエストされてる曲」一覧を見てみたら、思いの外多い! しかも今までとは相当傾向が違う曲が多い! これは・・・・・・
違う傾向の趣味で、かつレコメンドを上げるメンバーが増えてる、ってことかな? これは・・・・・・
これは・・・・・・ドキドキする!
いよいよ波がやってくるのか?!
特撮主題歌って大抵はカッコ良く作られているものです。例えドラマや映像がちゃちでこけおどしだったとしても。巨大ロボット特撮ドラマ「マッハバロン」の主題歌は、ロック系主題歌中でも1,2を荒そう、"燃える"一曲ではないでしょうか。なんといっても、70年代ロックの音がするアニメ・特撮主題歌というのはそう多くはないのです。
「マッハバロン」は「レッドバロン」という巨大ロボット特撮の後継といいますか、二番煎じといいますか、続編と言いますか(笑)、まあそういったものであります。敵役のララーシュタイン博士がドイツの天才科学者という設定を見ると時代を感じますね(笑)。この設定で今放送したらクレーム入りまくりですかね。博士の爆発した髪型(なんとなく見覚えのある方もおられるのでは?)もジャケットと一緒にアップしておきました。
80年代後半以降、アニメ・特撮主題歌はバンド主体の曲ばかりになっていきます。60年代、70年代にはオーケストラ、ブラスバンド、少年少女合唱隊、ジャズ、演歌、民謡と様々なバリエーションで作られていた子供番組主題歌は、80年代後半以降、おそらくは低予算化とともにごく少人数で演奏される音楽がすっかり増えてしまいます。
反対に、70年代にロックバンドっぽい音の主題歌というのは少なく、そうした面から見ると先駆的な作品だったと言えるかも知れません。オープニングからいきなり唸りをあげるエレキギター、バコバコと連打されるドラムス、切り込んで来るシンセ。
そして、前奏が正にクライマックスに達した瞬間、絶妙の力み具合で始まる熱い歌! この歌い出しのカッコ良さは、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」のギターソロ直後に匹敵するかも(笑)。
歌詞も素晴らしいです。「正義」をこれほどカッコよく歌い上げてる曲は少ないと思います。あらら、改めて作詞者を見ると阿久悠さんではありませんか。こんなのも書いてたんですねえ。
昔はこの曲セガカラにしかなくて、その後セガカラからも消えたのですが、また復活しているようです。カラオケに行ったら是非とも熱唱していただきたい曲No.1なのです。