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霧の万年床〜楠 均のBGM日記2007/3 | ||||||
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陽のあるうちに仕事から戻る。めったにない。心弾む。屋内の暗がりから犬を引っ張り出し、町内引き回しの刑。犬喜ぶ。大きい公園に行く。巨大な陽だまり。陽黙り? 梅もなんもかんも一番に咲く。今は日向みずきと雪柳、黄色と白。犬、大きい公園のはしっこにおしっこ。大きい公園から小さい公園に移動。犬、はしっこにうんち。こないだの強風でケヤキの大きな枝が何本か落下したのがそのままになっている。そう簡単には土に還らぬ。犬、用便後、矢のようにと形容しても差し支えないくらいの高速で走る。ほとんど飛ぶ。これが弱虫で怠惰で、日がな一日床の敷物として暮らし、家族に踏みつけにされる度に大量の毛を失い、椅子の足で横腹を射抜かれ、落下した土鍋によって全身骨折の憂き目に遭っても尚敷物として生きる危険と屈辱から脱しようとしない、あのヌル犬かと疑うほどの雄姿。顔つきも別犬だ。
「何しろかつては遠きイングランドの丘を羊を追って駆け回っていたものさ。」
吾も嬉しくて走る(何しろかつては北の凍りついた大地を駆け回っていたものさ)ふりをする。ほんとに走ったら腰を抜かす。軽量の犬、すぐに疲れる。チータと同じで長いことは走れない。今日のような陽気ではいっそう疲れて後はひたすら敷物として生きる。顔つきも元通りに弛緩しきっている。覚醒は一日のうちのまことに限られた時間のこと。他人とは思えない。
PCを見ていた妻、ちょ、ちょ、ちょー!と叫ぶ。な、な、なー、と参じてみれば、くじらの杉林氏がPTAの会長になられたとのこと。快挙である。おめでとうございます。杉林さんなら適任だと思っていた、と妻。なってから後出しで言うのは卑怯である。僕なんかずーっと前からいつかはきっとこうなると予言していた(トイレの中で)。人は持って生まれた器を生かすべきと思ふ。僕の知るかぎり杉氏は社会性のある仕事に対して前向きとはいえないけど、本当はすごく才覚がある。都知事選に出ると言うならみんなで応援しよう。(みんなって、今これを読んでいるあなたもその一人です。)
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