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MAL Antenna - recommuni version2004/11 | ||||||
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アヴァンギャルド・ポップというかなんというか、ちょっと不思議なレコード。日本盤CDで解説を書いている伊藤なつみさんによれば、担当ディレクター氏からは「ブリティッシュ・トラッド・フォークを基盤にしたグループ」と聞かされていたので、実際の音を聴いてかなり困惑したらしく「不可解、不可解」とコメントされています。
ジョー・ボイドが社長を務めるハンニバルレコードと契約したあたりで、トラッド/フォークなのかなと思わせるんですが、聴いてみるとちょっとプログレっぽい部分も感じられるのですよ。でも全体としては奇妙なポップアルバムになってます。
「ホイッスル・ソング」はアルバムのオープニングチューンで、キーボードとホイッスルをフィーチャーした元気な曲。なんといっても印象に残るのは歌です。高い声の女性ボーカルで跳ね回るようなメロディに乗せて早口で歌われるこの曲、わーなんだこりゃ〜と目眩がするような感じです。チャクラの「いとほに」で小川美潮の歌聴いてなんだこりゃーと思ったのに近いかも。
アルバム全体としては決して大傑作ではないような気がしますが、「ホイッスル・ソング」はインパクト大です。この曲持っているためだけでもレコード買う気になりましたもの。どこかで見かけたら、ぜひ試しに聴いてみて下さい。
あ、許諾が取れれば、もちろんここからダウンロードして下さいね(笑)。