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MAL Antenna - recommuni version2004/10 | ||||||
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Overture on Hebrew Themes opus 34(http://recommuni
ナレーターが変わるだけでまったく違った作品になるという面もあり大変面白い。ロックの世界では古くはデビッド・ボウイもナレーションを担当したことがある。坂本九=カラヤン盤もなかなか盛り上がっているし、栗原小巻ナレーションという録音もある。
さて、ここにご紹介するのは、アル・ヤンコヴィックによる「ピーターと狼」である。共演者はウェンディ・カーロス。そしてLSIシンフォニック・オーケストラ。
アル・ヤンコヴィックと言えば、マイケル・ジャクソンのパロディ「Eat It」や「Fat」を始めとしてひたすらパロディ音楽をリリースしているとてもひたむきな方である。ではこの"Weird Al"版「ピーターと狼」とは?
プロコフィエフ作曲の作品を、ウェンディ・カーロスが主にマッキントッシュを使ってMIDI演奏しているのをバックに、アル・ヤンコヴィックが朗読を行っているもの(それでLSIフィルハーモニックということになっている)。それなりに原曲に添いながらも当然内容はかなりメチャクチャである。おそらく多数ある「ピーターと狼」演奏の中でも極端な変わり種と言えるだろう。
でもこれ、悪くないです。かなりちゃんと笑えます。
ちなみにB面には「動物の謝肉祭−パート2」が収録されている。登場する動物は、ツチブタ、ハチドリ、カタツムリ、ワニ、アメーバ、ハト、サメ、ゴキブリ、イグアナ、ハゲワシ、ユニコーン、プードル、といった面々。アイディアは素晴らしいが、出来はA面の方が上か。